ロシア語展望

   世界で最も広い国土を有するロシアは、ソ連邦崩壊後プーチン大統領のイニシアティブにより広大な国土から得られる豊富な資源を生かし、最近15年間でGDP成長が2倍以上となりました。資源としては、天然ガス、石油、石炭や鉄とアルミニウムが豊富です。最近のビジネス環境として、一次産業のみならず自動車産業、医薬品の開発・製造・販売、外食産業等さまざまな日本企業の進出が話題となっています。ロシア周辺諸国を加えると1億8千万人を超える人口がすでにロシア語話者であり、これに加えて現在ロシア政府がグロ-バルなロシア語普及政策を行うことにより、多くの国や地域と経済や文化の交流を推進しています。北方領土や、ロシアとウクライナとの関係等、政治面では課題の多い日ロ関係ではありますが、将来に目を向ければ、隣国同士の経済関係はますます重要度が増すことはあっても、後退することはないと私どもは考えています。  この様な環境下、日本においても実務的なロシア語教育の需要が高まりつつあるため、Jarucoは質の高いロシア語クラスを提供しています。

さらに文化面からは、ドストエフスキー、トルストイなどの文学、バレー、クラシック音楽など、これら文化的興味よりロシア語を習得したいと言う方々に対応したクラスも提供しております。

将来的なAI化により語学習得の意味合いには変化が起こることは確実です。道具として語学を習得するコストはかける必要はなくなってきますが、ロシア語話者の有する思考を理解し、ロシア語の成り立ち、日本語や英語との相違を理解していくことは、自動翻訳を駆使していく中で一層の相互理解を深めるための必要不可欠なバックグラウンドとなるでしょう。JARUCOは常にロシア語をロシア文化を比較文化論の観点から分析し、ロシア語教育に取り入れ、将来にわたってのロシア語需要に対応しています。

 

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