1月12日、20時03分のインターファクスの電子版で、子供の集団中毒の記事が掲載されました。その後何回か記事アップデートされ、現在は中毒を起こした子供は50人程度、症状は熱、吐き気、嘔吐が中心ということが分かっています。中毒の発生源は水道が疑われ、現在この地域では水道水を飲まないよう注意喚起されています。
https://www.interfax.ru/russia/744848
https://www.interfax.ru/russia/744869
細心の記事の見出しは、Число отравившихся в дагестанском Буйнакске детей превысило 50となっており、
「ダゲスタンのブイナクスクで中毒を起こした子供たちの数は50人を超えた。」
となります。ロシアのダゲスタン共和国は、ロシアの西南の端、カスピ海に面した共和国で、グルジアやアゼルバイジャンにも接しています。
![](https://i2.wp.com/jaruco.jp/homepage/wp-content/uploads/2021/01/1024px-Map_of_Russia_-_Dagestan-1.jpg?resize=640%2C352)
![](https://i2.wp.com/jaruco.jp/homepage/wp-content/uploads/2021/01/800px-Dagestan.jpg?resize=640%2C863)
退院している子供たちもいるようなので、おそらく大部分が軽症なのでしょう。原因物質など続報が出てきたらお伝えします。このブログでは、ロシア語学習の情報提供の一環としてロシアのメディアが取り上げたニュースを、日本のメディアの報道に先駆けてお届けしています。