TASS通信も取り上げましたが、ここではインターファクスのものを紹介します。
見出しは、В Японии нашли штамм COVID-19, отличный от обнаруженного в Британии и ЮАР となっています。1月11日の記事です。
https://www.interfax.ru/world/744563
意味は、「日本で、英国や南アフリカで見つかったものとは異なるCOVID-19株が見つかった。」となります。
実際には、ブラジルからの帰国者である4人の日本人から見つかったのですが、NHKの情報をコピーしたのみであったので、、国立感染症研究所が出している情報は精査されていませんでした。以下のサイトにまとめられています。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/10107-covid19-33.html
さて、見出しだけではわからない事実は、記事を見るともう少しはっきりしますが、日本人はブラジル・アマゾナス州の帰国者であったこと、つまり日本で発生した変異ではないであろうということ、またこの変異種が英国や南アフリカのものとは異なることはきちんと述べられています。
また、記事には日本での感染者数や死者数も参考として報告されており、多い、少ないとぴう評価は述べられていないものの、読者がおのずと他の国々との数字の比較ができるようになっています。
変異種が検出されると、その地域からの出国者を入国禁止措置とする国は多いですが、この場合はどうなるのでしょうか。検出地はあくまでも日本ですが、変異株の特徴から、ブラジル由来であることは間違ないように思えますが、それでも日本からの入国を制限する国は出てくるでしょうか。ブログ筆者は今夏ロシア訪問を計画しているので気になるところです。