プーシキン 愛の詩 その2

1月22日に続いてプーシキンの「愛の詩」についてです。

ロシア語の詩は漢詩のように、聞いても、朗読しても、そして書いても楽しむことができます。というのも、ロシア語には筆記体というものがあるからです。英語のアルファベットの筆記体と比べて多少複雑ですが、詩を書き写すならば、あるいは自作のロシア語の詩を作るにも筆記体のほうが繊細に描写できると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、次に活字体です。ただし、やはり詩の雰囲気を大切にしたいので、ロシアで出版された本の画像を示します。


 

 

 

 

 

 

最後にご参考までに翻訳をつけておきます。私たちJarucoの翻訳です。

僕は貴女を愛していた。愛はいまだ、多分、僕の心からすっかり消え去っていないけれど、これ以上僕の思いが貴女の気持ちを動揺させないように、僕は決して貴女を悲しませたくない。

僕は貴女を愛していた、秘かに、望みなく、ある時にはおどおどと、またある時には嫉妬にかられながら。

僕は貴女を愛していた。心から、かつ優しさに満ちて。そして誰かほかの人に愛されるよう願うほどに。

 

 

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