今日のロシア語:名詞の活動体と不活動体

京都は、朝晩だいぶ涼しくなってきました。とは言っても昼間は曇り空でも蒸し暑いし、1日の温度変化による体調管理が大変です。

日本語では、存在を意味する「いる」と「ある」はその主語により使い分けられます。生物であれば「いる」を無生物であれば「ある」をあてます。

ロシア語においても名詞が活動体(生物)の場合と不活動体(無生物)の場合、使い分けをする例があります。それは動詞の直ぐ後に名詞をおき、対格で直接目的語をあらわす場合です。

この場合の名詞の対格は、それが活動体であるか、不活動体であるかによって語尾が違います。また名詞の性つまり男性名詞、中性名詞、女性名詞であることによる違いもありますので見ていきましょう。ただし、さほど複雑ではないのですこしづつ整理していきましょう。

まずは男性名詞の活動体です。次のように変化します。

 

単数複数
主格対格主格対格
студентстудентастудентыстудентов学生
лодырьлодырялодырилодырей怠け者
муравеймуравьямуравьимуравьёв

男性名詞の不活動体ですが、これは単数、複数とも主格と同じです。

次に、中性名詞ですが、これはすべて不活動体名詞とみなされ、単数、複数ともに主格と同じです。

今日はここまで、次回は女性名詞を見ていきましょう。

 

 

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