ロシア語に限らず、語学学習の動機は、ガーナーとランバートが唱えた道具的動機と統合的動機に分類できると考えられています。前者はロシア語を学習、あるいは習得することが社会や会社での地位獲得、収入確保に直接つながり、そのために学習するというもので、後者はロシア語そのものが好きであったり、ロシア文化に一体化することがロシア語を学習する動機になっているという分類です。さて私どもの生徒様の内、法人契約での生徒様は道具的動機を、個人契約の生徒様は統合的動機をお持ちになっている方が多いようです。もちろん私どものロシア語教育方針は、すでに統合的動機をお持ちの方はますます強く、道具的動機をお持ちの方は、統合的動機と道具的動機のいずれも持っていただく方向で、ロシア語権文化やロシア語学習の楽しさを共有していきたいと思います。