ロシアファッションブログです。さて過去数回にわたりロシアの水着をシリーズとして取りあげてきました。新型コロナの渦中、なかなか海行きの計画など立てられませんが、ウェブ上の情報から想像を膨らませて、いつの日にかビーチに出ることを夢見ることは、精神衛生上意味あることかもしれません。そんなことを考え、ブログ筆者はもう少し水着の話題を提供することとしました。

今回は、ロシア・ウクライナのウェブ情報などから、ロシア人・ウクライナ人が推奨する水着の選び方をテーマにお話を進めます。

体形についての分類

日本ではよく幼児体系とか言いますね。日本のウェブサイトで、「女性の理想の体型」などでググると、ぽっちゃりとか、やせ型とか、モデル体型とかのあまりに漠然とした表現や、あるいは深田恭子型とかタレント名が出てきて逆にあまりにも具体的な分類が出てきます。

ところが、ロシア・ウクライナのウェブを見てみると、もっと客観的で容易な分類が主流です。ちょっと水着を離れて女性の体形という観点から説明を試みましょう。

体形分類：ウクライナのウェブから

ほとんどのウェブサイトは、「個人に完璧にマッチした衣装というのは自分の体形を理解することから始まる」と主張しています。！

まずは自分の体形を考えて衣装を選んだ場合と、考えないで選んだ場合の比較があります。こんな感じです。少し誇張はありますが。

まずは5つの基本体形を知る：

ロシアやウクライナでは、まず5つの基本体系に分類することから始まります。次の5つです。

「砂時計 （X型）」：このシルエットの特徴は、細い腰、腰と肩の幅は視覚的に同じに見える。すべての女の子が夢見る理想的なパラメーターといえるでしょう。日本でいうところのモデル体型。
「梨（A型）」：ここで注目すべきは、肩、胸、ウエストが細く、腰が広くボリュームがあることです。ポジティブに見たらこう言えるのです。
「長方形（H形）」：そのまんまそう見えます。つまり、肩、腰、腰の幅はほぼ同じです。しばしば高度に発達した胸があると、そう見える場合があるそうです。
「りんご（O字型）」：このタイプの女の子は、胸、腰、脚が細くなっています。背中と肩が広いので体が大きく見えます。
「逆三角形（T字型シルエット）」。このタイプの特徴は、腰が細く、肩が広く、脚が細いことです。

画像でみてみましょう。

水着やその他の服の選び方を知るには、自分のタイプを知り、その特徴を考慮することが重要です。そうでなければ、欠陥を強調する衣装を購入してしまう可能性があります。憂鬱な気分は避けるべきですよね。

具体的な分類方法：

ブログ筆者は、日本人はまじめな民族だと思います。けれどもロシア人やドイツ人は、「えっ、こんなこともそんなに真剣に考えるの？」とブログ筆者の過去の職場や、ロシア人嫁の行動を見てて思うことがあります。

体形の分類でもそんな感じでした。ロシアのファッション誌では以下のような分類を、きちんと測定の上するよう推奨していました。見た目で分類してはだめ、自分の目も他人の目も信じないという立場です。

より正確で信頼できる分類のため、メジャーを使って以下のように測定しましょうとのことです。

胸：肩の端から端までの半円周で背中側を測定します。

ウエスト：胃を引き込んだり、突出させたりせずに、正確に一番くびれた部分を測定します。

ヒップ：腰の最も広い部分を測定します。

データの分析：

胸とヒップがほぼ同じで、ウエストが少なくとも18センチ狭い場合は、「砂時計」のシルエットの所有者です。
胸はヒップよりもはるかに狭く、またウエストよりも小さくなっていれば、これは「梨」のシルエットです。幼児体形ってことですよね。
胸、ウエスト、ヒップの周囲がほぼ同じ場合、あなたのタイプは「長方形」です。日本では寸胴という、伝統的な言葉があります。
肩はヒップより明らかに幅が広ければ「逆三角形」のタイプです。
肩の幅はヒップと同じで、ウエストのボリュームはかなり大きくなっています。これは、「リンゴ」です。日本ではぽっちゃりでしょうか。日本語の方は顔の表現として使われることが多いですけど。

次に、分類が終わったら、どんなコスチュームが似合うかのデザイナーからのアドバイスがあります。ウクライナのファッションに関するウェブサイトを運営するデザイナーさんからの提案です。https://onlady.com.ua/

幸運な砂時計の方へ：

ほとんどの場合、このタイプの女性は、非の打ちどころのない90/60/90パラメータを持っており、普通は、女の子が体重を減らしても、X字型のシルエットは維持され、かなり細い腰、肩と腰の幅はほぼ同じで、本当に幸運に恵まれています。そして、その所有者が必要とするのは、既存の比率を維持することだけです。

どのような服が適しているか？

良く体にフィットした服が理想的です。これにより、非の打ちどころのないパラメータが強調されます。これならブログ筆者も同じ考えです。

ハイウエストのズボン、ジーンズ、ショートパンツ、スカート。
ドレス、コート、薄いブラウス。
様々なベルト
タイトフィットミニスカート。
V字型または丸首。

視覚的に損なうもの：

安物の服
だぶだぶの特大の衣装
ルーズフィットのコート、ジャケット。
1930年代またはギャツビールックのルーズなヒップドレス。
ハイウエストまたは帝国風のドレス、ブラウス、Tシャツ。

とはいうものの、ブログ筆者は、「お好きなものをお召しください。」とのみ言っておきましょう。

長方形と分類された方へ：

胸、腰、腰がほぼ同じボリュームということで、簡単に認識できます。ほとんどの場合、痩せた少女に発生する体形です。

このタイプの人は、女性的な曲線がはっきりしていないので、服の助けを借りて曲線を作ることです。上半身と下半身にボリュームを加え、ウエストをより表情豊かに視覚的に細くします。また、足の美しさを衣服の助けを借りて強調することを忘れてはならないそうです。

美を強調するために：

大き目の袖付きブラウス、セーター、ジャンパー。
すべての種類のふわふわショートスカート（フレア、フリル付きスカート）。
腰を強調するカット。
ウエストにベルトが付いたややルーズなシャツ、ドレス。
ほぼすべての種類のパンツ。ウエスト高めがよい
タイトフィットのジーンズやズボン、ハイウエストモデル、フレアパンツ。
ウエスト部分にフィットしたカットやベルトー。

適合しないもの：

レギンス
だぶだぶの服（足の細さが強調され、まるでマッチ棒のように見せます）。

梨型と分類された方へ：

このタイプの体形は、大きなお尻と薄いボディ（ウエストと小さな胸のサイズ）が特徴です。ちなみにブラジルではこのタイプが美の基準です。とウクライナのウェブサイトが言ってますが、「ラテンアメリカではこうしたタイプも好まれる。」とメキシコで生活した経験のあるブログ筆者は訂正しておきましょう。

上半身を視覚的に強調するするために適切なアイテム：

ノースリーブ
肩パットのついた、ジャケット、スウェット。
フィットしたカットのスカート
肩の幅を視覚的に広げる深い首
ストレートのズボン、ジーンズ。

拒否すべき服：

ヒップにフレアがあるスカートなど。
腰の大きなベルト。
レース、スパンコール、リベットのあるジーンズ、ズボン、スカート
裾の狭くなったズボンやジーンズ

逆三角形型の方へ：

胸のボリュームは腰よりも著しく広くなっると同時に、普通この女の子は完璧な美脚を誇ります。

母父からもらった自然の利点を強調し、また欠点を隠すために、視覚的に下半身を増やす必要があります。上半身はフィット感のあるシルエットを心掛けましょう。

適切な服装：

台形のアウター、フレアボトム。
フィットカットのブラウス、ブラウス、シャツ、Tシャツ。
首にネクタイが付いている服装。
U字型ネック。
ヒップにボリュームのあるフリルスカートとドレス。
ローウエストジーンズ
パッチポケット付きの洋服

避けるべき服：

だぶだぶのスウェットシャツ、チュニック
タイトなスカート（ミニ、マキシ）
ボリュームのある袖のついたブラウス
ヒップにぴったりフィットするストレートパンツ。

リンゴ型の方へ：

この分類の女の子の顕著な特徴は、大きなお腹としばしば同時に見られる、巨乳、爆乳です。中央部分のボリュームは、ヒップとバストのボリュームよりも大きくなっています。体重が増えると、腰に余分な脂肪が蓄積され、状況がさらに悪化します。したがって、女の子は自分の体重を注意深く監視する必要があります・・・という当たり前の記述がありました。

重宝するアイテム：